



1/12 ビッグスケールシリーズ No.2 キットNo.BS1202
初版のモーターライズVer.です。
発売当時価格 1300円 <1968年発売>
>グランプリ界に革命をもたらした設計構造をそのまま1/12にスケール・ダウンし、前作ホンダF-1とともに1/12ビッグスケールシリーズの評価を不動のものとしたロータス49フォード。コクピット後端でバッサリ切り落とした形状のモノコックのバルクヘッドに、エンジンを直接取り付け、エンジンもシャーシー構造材の一部に取り込んでしまう手法を、そのままキットにも採用している。グランプリ界の名機フォード・コスワースDFVもシリーズ初登場となった。RE14Sモーターとギア・ボックスをエンジン内に納めるモーターライズで、駆動システムはホンダF-1と同方式。実車同様の構造と茶道のサスペンション、ステアリング・ホイール連動の前輪なども、前作から受け継がれる特徴だが、全体的に作りやすさを考慮した合理的な設計が採られている。まさに合理性のかたまりのロータスと過品質で複雑なホンダの個性が、そっくり模型にも反映されているといえる。
後にドライバー付きとなり、シリーズNo.12へ改変されたが、1977年以降はカタログから姿を消した。ボックスアートは12001に続き、川上恭弘画伯が担当。<文春ネスコ「田宮模型全仕事2」より抜粋>
◆本キット状態:箱全体に経年による色あせがあります。 未組立品。
◆キットサイズ:490x290x70mm